福岡で公認会計士に相談するには?中小企業が頼めることと依頼先の確かめ方

奈須大貴公認会計士・税理士事務所は、福岡市南区大橋にある公認会計士・税理士の事務所です。中小企業の税務顧問と、月次決算や資金繰りなどの財務の相談を中心に、労働者派遣事業・有料職業紹介事業の許可に関わる監査証明、IPO(株式上場)準備の支援も受けています。

公認会計士に相談したいと考えたときは、まず「何を頼みたいか」を決めると、探す相手と確かめることがはっきりします。この記事では、公認会計士・税理士の奈須大貴が、福岡の中小企業が公認会計士に頼めることを依頼の内容ごとに整理し、依頼先を選ぶ前の確かめ方を解説します。

公認会計士に頼めることは、依頼の内容で分かれる

公認会計士の仕事の中心は、財務書類の監査や証明です。これは公認会計士または監査法人だけが行える仕事で(公認会計士法第2条第1項、第47条の2)、そのほかに、財務書類の作成や財務に関する相談にも応じられます(同法第2条第2項)。一方で、税金の申告の代理や税務相談は税理士の仕事で、公認会計士であっても税理士として登録していなければ行えません。

中小企業が公認会計士に頼みたくなる場面を、依頼の内容ごとに整理すると次のようになります。

頼みたいこと依頼先に必要な資格中小企業での例
決算書などの監査や証明公認会計士(または監査法人)労働者派遣事業や有料職業紹介事業の許可の申請・更新で、資産の要件を中間決算や月次決算で示すときの監査証明
税金の申告、税務相談税理士(税理士として登録した公認会計士を含む)法人税・消費税の申告、決算前の納税額の見通し、税務調査への対応
財務や会計の相談資格の定めはない(公認会計士、税理士などが対応)月次決算の仕組みづくり、資金繰り表、融資の資料、決算書の読み方
上場の準備監査は監査法人などが行い、準備の支援は別の専門家に頼むことが多い上場準備のための書類づくり、内部監査、会計の論点の整理

「公認会計士」という言葉で探していても、実際に頼みたいのが毎月の税務と経営の数字であれば、必要なのは税理士として登録している専門家です。反対に、許可の申請で監査証明が必要な場合は、公認会計士にしか頼めません。

税務も頼むなら「税理士として登録しているか」を確かめる

公認会計士は、税理士となる資格を持っています(税理士法第3条)。ただし、税理士の仕事をするには、税理士名簿への登録が必要です(同法第18条)。公認会計士の資格を持っていても、税理士として登録していなければ、申告の代理や税務相談は受けられません。

確かめ方は難しくありません。事務所のサイトや名刺に「公認会計士・税理士」と両方の資格が書かれているか、税理士会の所属が書かれているかを見てください。日本税理士会連合会の税理士情報検索サイトでも、登録されている税理士を調べられます。

公認会計士・税理士に税務顧問を頼むと、何が違うか

税務顧問の質は、資格の種類だけで決まるものではありません。税理士の資格で顧問を受けている事務所にも、財務や経営の相談に強い事務所は多くあります。そのうえで、公認会計士の経験が税務顧問の中で生きやすい場面を挙げると、次のようなものがあります。

場面公認会計士の経験が生きる理由
毎月の試算表を確かめるとき監査で決算書を「確かめる側」に立ってきたため、科目の入れ方のずれや計上漏れに気づきやすい
金融機関に数字を説明するとき決算書を外部の人がどう読むかを前提に、説明の資料を整えられる
会社が大きくなってきたとき上場会社の会計や内部統制の考え方を知っているため、成長に合わせた経理の仕組みを考えやすい
許可の更新や監査が必要になったとき監査証明など、公認会計士にしかできない手続にも同じ事務所で対応できる

どの場面でも大切なのは、資格の名前よりも、毎月の数字を経営の判断に使える状態にしてくれるかどうかです。依頼先を比べるときは、次の確認表も使ってください。

依頼の内容別、相談先を選ぶときの確認表

依頼の内容確かめること
許可の申請・更新の監査証明新規か更新か、申請期限に間に合うか、どの資料が必要か、今の顧問税理士を変えずに頼めるか
税務顧問税理士として登録しているか、試算表はいつ届くか、誰が対応するか、納税額の見通しをいつ出すか
財務の相談資金繰り表や利益計画を一緒に作るか、税務の数字と同じ数字を使うか、金融機関向けの資料まで支援するか
上場の準備監査法人とは別に、書類づくりや内部監査、会計の論点の整理を支援してもらえるか

当事務所の場合

公認会計士・税理士の奈須大貴が直接対応します

当事務所では、相談に代表の奈須大貴が直接対応します。奈須は大手監査法人の福岡事務所で上場会社の会計監査に携わり、その後、上場準備を支援する会社でIPO支援を経験しました。公認会計士(日本公認会計士協会 北部九州会)と税理士(九州北部税理士会 福岡支部)の登録をしており、当事務所は認定経営革新等支援機関でもあります。

受けている相談

相談の内容主な支援詳しいページ
税務顧問月次決算、納税予測、資金繰り、融資の資料づくり、決算と申告税務顧問サービス
財務の相談利益と資金の見通し、資金繰り表、借入後の収支計画などの財務コンサル税務顧問サービス
労働者派遣事業の監査証明中間決算書・月次決算書の監査証明、合意された手続労働者派遣事業の監査証明・合意された手続
有料職業紹介事業の監査証明中間決算書・月次決算書の監査証明、合意された手続有料職業紹介事業の監査証明・合意された手続
上場の準備上場申請書類の作成支援、内部監査、会計の論点の整理IPO支援サービス

税務顧問では、利益と納税額を第2四半期頃から見通し、第3四半期で精度を高めて決算に備えます。監査証明は、税務顧問の契約がなくても、その手続だけをご依頼いただけます。

相談の流れ

1回目のご連絡は、お問い合わせフォームからお送りください。原則として1営業日以内に返信します。そのうえで面談の日程を決め、事業の内容や今の経理の状況、困っていることについてお話を伺います。

面談の後、必要な支援の内容をご提案します。監査証明の場合は、新規か更新か、申請期限、資料の状況を確かめてから見積りをお出しします。

対応地域と面談の方法

福岡市南区大橋を拠点に、福岡市全域(博多区・中央区・南区・城南区・早良区・西区・東区)と、春日市・大野城市・那珂川市・太宰府市・筑紫野市などの近郊に対応しています。オンラインでの面談にも対応しているため、その他の地域の方もご相談いただけます。事務所への来所は完全予約制です。

当事務所が合わない可能性があるご依頼

当事務所は、毎月の数字を経営の判断に使える状態をつくることを大切にしています。そのため、「決算と申告だけを、できるだけ安く依頼したい」というご依頼には、合わない可能性があります。

よくあるご質問

今の税理士に伝える前でも相談できますか?

はい、相談できます。相談したことで今の顧問契約を終える必要はありません。今の税理士との契約を続けるか見直すかは、お話を伺ったうえで、経営者ご自身に判断していただきます。

顧問税理士はそのままで、監査証明だけを頼めますか?

はい、頼めます。許可の申請・更新に必要な監査証明や合意された手続だけを、スポットでお受けしています。行政書士が申請を担当している場合も、公認会計士の手続の部分だけをお受けできます。

福岡で公認会計士への相談を考えている方へ

公認会計士に相談するときは、頼みたいのが監査や証明なのか、税務と経営の数字なのかを先に決めると、依頼先を選びやすくなります。税務も頼むなら、税理士として登録しているかを確かめてください。

奈須大貴公認会計士・税理士事務所では、福岡市南区大橋を拠点に、税務顧問や財務の相談から、許可の監査証明、上場の準備まで、公認会計士・税理士の奈須大貴が直接お話を伺います。頼みたい内容が決まりきっていない段階でも、今の状況をお聞かせいただければ、どの支援が合うかを一緒に整理します。


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