税理士には2種類ある!会社を伸ばす税理士と作業型税理士の違いとは?

皆さん、こんにちは。
福岡市を中心に活動しています公認会計士・税理士の奈須大貴です。

「税理士」と聞くと、どの事務所に頼んでも同じだと思っていませんか?
実は、税理士にも“2つのタイプ”があります。

この記事では、2つのタイプの税理士について、福岡の若手税理士が解説します。

ひとつは、決算や申告といった事務処理を正確にこなす「作業型の税理士」。
もうひとつは、経営者と一緒に数字を読み解き、会社を強くしていく「伴走型の税理士」です。

どちらの税理士を選ぶかによって、会社の未来は大きく変わります。

(1) 作業型の税理士 ―「数字をまとめる人」

作業型の税理士は、税務の手続きを正確に進めることに長けています。
決算書を作り、申告書を提出し、法令を遵守して粛々と処理を進める。
いわば「過去の数字を整理する専門家」です。

ただし、こうしたタイプの税理士は“未来の経営”までは踏み込みません。

作業型税理士のデメリット
・利益が出た理由を一緒に分析してくれない
・今後の資金繰りや投資の話までは出てこない
・数字の報告で終わり、経営のヒントまでは得られない

つまり、「決算書を作る人」であって、「経営を導く人」ではないのです。

(2)伴走型の税理士 ―「数字を活かす人」

一方、伴走型の税理士は、決算書を“経営の地図”として活用します。
数字を整理するだけでなく、その意味を経営者と一緒に考え、未来の一手を描きます。

たとえば、
・利益をどう再投資すれば会社が伸びるか
・資金繰りを安定させるためにどこを改善すべきか
・今後の事業成長に向けた数字の使い方は正しいか

このように、「数字を経営の言葉」に変えていくのが伴走型税理士の役割です。
単なる数字のチェックではなく、経営者の意思決定を支える存在です。

あなたはどちらを選びますか?

税理士を選ぶということは、「経営を一緒に考えるパートナー」を選ぶということでもあります。

もし今の税理士が、数字の説明だけで終わっていると感じるなら、“伴走型の税理士”と出会うことで、経営の見え方が変わるかもしれません。

過去をまとめるだけの会計ではなく、未来を見据えた経営をしたいという方は、数字を“戦略”に変えるパートナーを選ぶことをオススメします。

最後に

奈須大貴公認会計士・税理士事務所では、「数字を経営の言葉」に変えていく伴走型税理士としてサービスを提供しています。数字を経営の武器にするためのサポートを行ってほしいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。お問い合わせ


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